「チームリーダーの意図をメンバー全員に『腹落ち』させることができれば、チームの生産性は飛躍的に向上する」「上司と面談することで、今の自分の仕事が会社にどのような貢献をしているのか『腹落ち』した」......。

このようにビジネスシーンをはじめ、様々なシチュエーションで見聞きする「腹落ち」という言葉。

いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?

「腹落ちする」ってどういうこと?「腹落ち」の意味と使い方とは?
そんなプレゼンじゃぁ誰も腹落ちしないんじゃないかな(ニッコリ)

読み方と意味

まずは言葉の読み方と意味の確認から。

「腹落ち」の読み方は”はらお(ち)”。

「腹落ち」の意味は、”納得すること”と考えるとわかりやすいでしょう。

【「腹落ち」(読み方:”はらお(ち)”)の意味】

・”納得すること”

ビジネスシーン、特に人材開発やマネジメントに関連して頻繁に使用される言葉であり、意識が高いビジネスパーソンの中には、この「腹落ち」を口癖のように使う人も少なくありません。

元々は「腹に落ちる」という慣用句

この「腹落ち」という言葉は、「腹に落ちる」という表現が変化したものです。

「腹に落ちる」とは、”納得する”という意味を持つ慣用句です。

ちなみに、逆の”納得できない”という意味を持つ慣用句には、「腑(ふ)に落ちない」があります。

この「腹に落ちる」と「腑に落ちない」は、セットで覚えておくとよいかもしれません。

【「腹に落ちる」と「腑に落ちない」】

・「腹に落ちる」 = ”納得する”

・「腑に落ちない」 = ”納得できない”

基本的な使い方

「腹落ち」は、基本的に「腹落ちする(しない)」という表現で用いられます。

【「腹落ち」の基本パターン】

・「腹落ちする(しない)」



具体的な文例

具体的な文例で確認しましょう。

【「腹落ち」を用いた具体的な文例】

・チームのメンバーにプロジェクトの目的や方向性をきちんと「腹落ち」させることも、リーダーの大切な仕事の一つだ。

・チームリーダーの意図をメンバー全員に「腹落ち」させることができれば、チームの生産性は飛躍的に向上する。

・社内で新しい制度やルールを導入する際には、社員が「腹落ち」できるよう、導入の目的を事前に説明しておくことも大切だ。

・上司と面談することで、今の自分の仕事が会社にどのような貢献をしているのか「腹落ち」した。

・現在のA社の惨状を見ると、経営陣の朝令暮改的な意思決定を、現場の社員が「腹落ち」できずにいるのではないかと思える。

このように用いられます。

文例を見てもわかるように、ビジネスシーンでは「上司は部下に(意図などを)『腹落ち』させなければならない」や「チームのメンバーが(意図などを)『腹落ち』することで生産性が向上する」といった文脈でよく用いられます。

また、多くのケースでは「納得」で言い換えることが可能です。

同義語・類義語

同義語・類義語についても考えてみましょう。

「腹落ち」に似た言葉には、以下のようなものがあります。

【「腹落ち」の同義語・類義語】

・「納得すること」

・「理解すること」

・「共感すること」

・「了解すること」

・「承知すること」

・「説明がつくこと」

・「合点がいくこと」

「腹落ち」は口語で多用されますが、文章を書く際には、これらの言葉に言い換えたほうが無難でしょう。


いずれにせよ、「腹落ち」という言葉はビジネスシーンをはじめ、様々なシチュエーションで見聞きする言葉なので、社会人の教養として意味を知っておきたいところです。


以上、「腹落ち」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

《「腹落ち」について深く知る参考リンク》

腑に落ちない
(Wiktionary)

「腹落ち」とはどういう意味でしょうか??
(Yahoo! 知恵袋)


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キーワード: 社会人の一般常識