「近年、テーマパークでも、『繁忙期』の料金を高めに設定し『閑散期』に料金を安くすることで利益を最大化させようという動きがある」「うちの会社は年中『繁忙期』だから。『閑散期』なんてないから」......。

このように様々なシチュエーションで見聞きする「繁忙期」と「閑散期」という言葉。

いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?

「繁忙期」と「閑散期」の意味と使い方とは?
うちは年中繁忙期だっつーの!

「繁忙期」の読み方と意味とは?

まずは、それぞれの言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「繁忙期」の読み方は”はんぼうき”。

「忙」の字がついていることからもわかるように、”(仕事が)忙しい時期”、それから”(交通機関などが)混雑する時期”という意味で用いられます。

例えば、一般的な会社なら業務が集中する時期、サービス業なら年末年始やお盆、ゴールデンウィークといった長期休暇中、農家なら収穫時期が「繁忙期」となります。

「繁忙期」(読み方:”はんぼうき”)の意味
  • ”(仕事が)忙しい時期”
  • ”(交通機関などが)混雑する時期”

ちなみに「繁」の字を使った熟語には「繁盛」(読み方:”はんじょう”)という言葉もありますね。



「閑散期」の読み方と意味とは?

一方、「閑散期」の読み方は”かんさんき”。

もうおわかりでしょうが、「閑散期」とは”(仕事が)暇な時期”、”(交通機関などが)空いている時期”という意味を持つ言葉です。

余談ですが、人が少なく静かな様子を「閑散としている」と表現することがありますね。

「閑散期」(読み方:”かんさんき”)の意味
  • ”(仕事が)暇な時期”
  • ”(交通機関などが)空いている時期”

この「繁忙期」と「閑散期」という言葉は、セットで覚えておきたい言葉です。

「繁忙期」と「閑散期」が影響するのはどんなとき?

私たちの身近で「繁忙期」と「閑散期」が影響するのはどんなときでしょう?

例えば仕事上での休暇取得。

特にサービス業に従事する人は、「繁忙期」には残業が多くなり休みも取りにくくなるのではないでしょうか。「閑散期」に有給を消化したり長期休暇を取る人も多いはずです。

それから、新幹線やホテル、テーマパークなどを利用する際の料金。

一般的には「繁忙期」には料金が高くなり「閑散期」には料金が安くなりますね。混んでいるうえに料金も高いのは、なんだか納得いかないのですが、「繁忙期」の料金を高めに設定し「閑散期」に料金を安くすることで、企業は利益を大きくすることができるのです。

「繁忙期」と「閑散期」を用いた具体的な文例

具体的な文例で確認しましょう。

「繁忙期」と「閑散期」を用いた具体的な文例
  • サービス業にとって年末年始やお盆、ゴールデンウィークは「繁忙期」であり、この時期に長期休暇を取ることは難しい。
  • 農家にとって田植えや収穫で人手が足りない時期が 「繁忙期」だ。
  • 通常の配送に加え、クリスマス商戦やお歳暮の時期が重なる12月は、宅配業者にとって超「繁忙期」と言ってもよいだろう。
  • 政府は労働者の残業時間をできるだけ規制したいようだが、「繁忙期」の残業も規制されるのは中小企業にとって死活問題だ。
  • 近年、テーマパークでも、「繁忙期」の料金を高めに設定し「閑散期」に料金を安くすることで利益を最大化させようという動きがある。
  • うちの会社は年中「繁忙期」だから。「閑散期」なんてないから。

このように用いられます。

「繁忙期」と「閑散期」の同義語・類義語

同義語・類義語についても考えてみましょう。

「繁忙期」に似た言葉には「忙しい時期」や「かき入れ時」、「稼ぎ時」などといった言葉があります。

「繁忙期」の同義語・類義語
  • 「忙しい時期」
  • 「かき入れ時」
  • 「稼ぎ時」

そして「閑散期」に似た言葉には「暇な時期」や「オフシーズン(シーズンオフ)」などといった言葉があります。

「閑散期」の同義語・類義語
  • 「暇な時期」
  • 「オフシーズン(シーズンオフ)」


いずれにせよ、「繁忙期」と「閑散期」という言葉は様々なシチュエーションで見聞きする言葉なので、社会人の常識として意味を知っておきたいところです。


以上、「繁忙期」と「閑散期」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

「繁忙期」と「閑散期」について深く知る参考リンク

※本記事は2017年3月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。


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