「仰木監督の『慧眼』が、イチローの才能を開花させた」「いや~さすが部長!素晴らしい『慧眼』をお持ちですっ!」......。

このように様々なシチュエーションで見聞きする「慧眼」という言葉。

いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?

相手をほめる際に使える!「慧眼」の意味と使い方とは?
素晴らしい慧眼をお持ちですね!

「慧眼」の読み方と意味とは?

まずは言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「慧眼」の読み方は”けいがん”。

「慧眼」とは、”深い洞察力(どうさりょく)”、例えば”物事の本質や人物が持つ潜在能力、将来を見抜く能力”を意味する言葉です。

【「慧眼」(読み方:”けいがん”)の意味】

・”深い洞察力(どうさりょく)”

・”物事の本質や人物が持つ潜在能力、将来を見抜く能力”

ビジネスシーンでは、「素晴らしい『慧眼』をお持ちですね!」のように相手の洞察力をほめる際に使うことがあります。

本来は仏教用語である「慧眼」

ちなみに、この「慧眼」という言葉、本来は仏教用語です。

仏教用語としては”えげん”と読み、”物事の本質を見抜く目”という意味があります。

また、「慧」の字に送りがなをふると、やはり”物事の本質を見抜く”という意味を持つ「慧る(読み方:”さと(る)”)」になります。

いずれにせよ、「慧眼」は”物事の本質を見抜く”がキーワードになるわけです。

「慧眼」の基本的な使い方

基本的な使い方も見てみましょう。

基本的には、以下のような表現で用いられます。

【「慧眼」の基本パターン】

・「慧眼だ(である)」

・「慧眼を持つ(の持ち主)」

・「慧眼には恐れ入る(脱帽する / 感心する / 感服する)」



「慧眼」を用いた具体的な文例

具体的な文例で確認しましょう。

【「慧眼」を用いた具体的な文例】

・新人女優Aが持つポテンシャルを見抜き、あえて主役に抜擢したB監督の「慧眼」には恐れ入る。

・若い選手を中心としたチーム作りで優勝したC監督。シーズン前、各スポーツ紙の順位予想は低かったのだが、その「慧眼」には恐れ入るばかりである。

・仰木監督の「慧眼」が、イチローの才能を開花させた。

・新進気鋭の経済学者D氏は、優れた「慧眼」を持つことでも知られている。

・低価格競争を続けることでいずれ消耗戦になることを見抜き、同業他社の中でいちはやく値上げを決断したE社の社長の「慧眼」には恐れ入る。

・いや~さすが部長!素晴らしい「慧眼」をお持ちですっ!

このように用いられます。

”物事の本質や人物が持つ潜在能力、将来を見抜く能力”といったイメージが湧くでしょうか。

「慧眼」の同義語・類義語

同義語・類義語についても考えてみましょう。

「慧眼」に似た言葉には「洞察力」や「洞察眼」、「観察眼」、「物事の本質を見抜く能力」、「先見の明」などといった言葉があります。

【「慧眼」の同義語・類義語】

・「洞察力」

・「洞察眼」

・「観察眼」

・「物事の本質を見抜く能力」

・「先見の明」


「慧眼」という言葉は様々なシチュエーションで見聞きする言葉なので、社会人の教養として意味を知っておきたいところです。

また、先ほども述べたとおり、ビジネスシーンでは相手の洞察力をほめる際に使うことがあります。

まだ使ったことがない方は、ほめ言葉のバリエーションの一つに加えてみてはいかがでしょうか。


以上、「慧眼」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

《「慧眼」について深く知る参考リンク》

さとる
(Wiktionary)

「ご慧眼に脱帽いたします。」とはどうゆう意味ですか?
(Yahoo! 知恵袋)


関連記事

出世の秘訣!?「リップサービス」の意味と使い方とは?
相手をほめる際に使える!「ご明察」の意味と使い方とは?
「先見の目」の誤用に注意!「先見の明」の意味と使い方とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加