「A議員の『迂闊』な発言に対して、メディアからは非難が集中した」「大事な会議の開始時刻を間違えるとは、実に『迂闊』だった」......。

このように様々なシチュエーションで見聞きする「迂闊」という言葉。

いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?

「迂闊な発言」ってどういうこと?「迂闊」の意味と使い方とは?
ハウぁっっ!私としたことがぁっっ

読み方と意味

まずは言葉の読み方と意味の確認から。

「迂闊」の読み方は”うかつ”。読み方が難しい漢字なので注意してください。

「迂闊」とは、”油断している(様子)”や、”軽はずみな(様子)”という意味を持つ言葉です。

例えば、何かミスをした際に「これは『迂闊』だった」と表現すれば、”油断して”いたことになり、「『迂闊』なことは言えない」と表現すれば、”軽はずみな”ことは言えないという意味となります。

”注意や配慮が足りない(様子)”と考えることもできるでしょう。

「迂闊」(読み方:”うかつ”)の意味
  • ”油断している(様子)”
  • ”軽はずみな(様子)”
  • ”注意や配慮が足りない(様子)”

また、人の性格や言動に対して「『迂闊』なところが多い」と表現することがありますが、この場合にも、人の”油断している(様子)”や”軽はずみな(様子)”、あるいは”注意や配慮が足りない(様子)”面を指して用いられています。



基本的な使い方

続いて基本的な使い方(基本パターン)を見てみましょう。

「迂闊」は以下のような表現でよく用いられます。

「迂闊」の基本パターン
  • 「迂闊な発言(言葉 / 言動)」
  • 「迂闊に(も)〇〇する」
  • 「迂闊さ」

政治家が失言をした際には、新聞やテレビで「『迂闊』な発言だ」と非難されるのを、みなさんも見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

具体的な文例

具体的な文例で確認します。

「迂闊」を用いた具体的な文例
  • A議員の「迂闊」な発言に対して、メディアからは非難が集中した。
  • 同盟国を増やす目的は、侵略を目論む他国が「迂闊」に攻撃できないようにするためである。
  • 彼は頼めば何でも親身に助けてくれるから、かえって「迂闊」には頼めない。
  • 大事な会議の開始時刻を間違えるとは、実に「迂闊」だった。
  • どこで誰が見ているかわからないので、SNS 上での「迂闊」な発言には注意してください。
  • 「迂闊」にもへそくりとして1万円札をはさんでおいた本を捨ててしまった。
  • 申し訳ございません。新百合ヶ丘で「迂闊」にも快速急行に乗ってしまい、下北沢まで行ってしまいました。

このように用いられます。

同義語・類義語

同義語・類義語にはどのような言葉があるでしょうか?

「迂闊」に似た言葉には、以下のような言葉があります。

「迂闊」の同義語・類義語
  • 「油断している(様子)」
  • 「軽はずみな(様子)」
  • 「注意や配慮が足りない(様子)」
  • 「うっかりしている(様子)」
  • 「不注意な(様子)」
  • 「不用意な(様子)」
  • 「無用心な(様子)」
  • 「軽率な(様子)」


いずれにせよ、「迂闊」という言葉は様々なシチュエーションで見聞きする機会が多い言葉なので、社会人の教養として意味を知っておきたいところです。


以上、「迂闊」の意味と使い方についての説明でした。みなさんの参考になれば幸いです。

「迂闊」について深く知る参考リンク

※本記事は2017年3月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。


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