「今回の会議の内容は『他言無用』でお願いします」「相手がこっそり打ち明けた話は、基本的に『他言無用』だという点は察したい」......。

ビジネスシーンでもよく用いられる「他言無用」という言葉。

この「他言無用」という言葉には、いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?

内緒にしておいてね!「他言無用」の意味と使い方とは?
他言無用でお願いしたいのですが、実は…

「他言無用」の読み方と意味とは?

まずは「他言無用」という言葉の読み方と意味の確認からしましょう。

「他言無用」の読み方は、"たごんむよう(たげんむよう)"。

「他言」は、"(特に秘密や内緒話などを)他人に言うこと"。「無用」は、"いらないこと"や"不必要なこと"といった意味を持ちます。

ちなみに「無用」という言葉を用いた表現には、以下のようなものがあります。

【「無用」を用いた表現の例】

・「心配無用」…心配いらないこと

・「情け無用」…情けをかけなくてよいこと

・「長居は無用」…長居する必要がないこと

・「遠慮は無用」…遠慮はいらないこと

・「無用な争い(反発)が起こる」…不必要な争い(反発)が起こること

というわけで「他言無用」の意味は、"(特に秘密や内緒話などを)他人に言う必要がないこと"。

簡単に言えば、「内緒にしておいてね!」ということです。

【「他言無用」(読み方:"たごんむよう(たげんむよう)")の意味】

・"(特に秘密や内緒話などを)他人に言う必要がないこと"

また「他言無用」は、単に「他言(はしない)」、あるいは「他言は無用」などと表現することもできます。

「他言無用」の基本的な使い方

「他言無用」の基本的な使い方(基本パターン)を見てみましょう。

【「他言無用」の基本パターン】

・○○の件について他言(は)無用

・他言(は)無用で願います

・他言(は)無用でお願います

もうおわかりでしょうが、もし、あなたが誰かと話をした後に「他言(は)無用でお願います」と言われたのなら、「内緒にしておいてね!」と言われているのと同じことになります。

「他言無用」を用いた具体的な文例

「他言無用」を用いた具体的な文例についても見てみましょう。

【「他言無用」を用いた具体的な文例】

・今回の会議の内容は「他言無用」でお願いします。

・相手がこっそり打ち明けた話は、基本的に「他言無用」だという点は察したい。

このように「他言無用」という言葉は用いられます。

ビジネスパーソンとして「他言無用」は大切なこと

ビジネスパーソンにとって口が堅いこと、誰かから「他言無用」だと言われてきちんと守ることは、とても大切なことです。

重要な会議の内容などはもちろんのことですが、特に上位役職者になればなるほど、取引先や部下からプライベートな相談を受けることも少なくありません。

文例にもあるように、相手がこっそり打ち明けてきた話は基本的に「他言無用」であると考えて、軽々しく口外しないようにしたいものです。

「他言無用」の同義語・類義語

「他言無用」の同義語・類義語にはどのような言葉があるでしょうか?

「他言無用」に似た言葉には「内緒」や「秘密」、「内密」、「オフレコ」、「ここだけの話」、「口外しない」、「箝口令(緘口令)」などといった言葉があります。

【「他言無用」の同義語・類義語】

・「内緒」

・「秘密」

・「内密」

・「オフレコ」

・「ここだけの話」

・「口外しない」

・「箝口令(緘口令)」




いずれにせよ、「他言無用」と言われた内容は、あなた自身の信用のためにも決して口外しないように注意したいところです。


以上、「他言無用」の意味と使い方についての説明でした。参考になれば幸いです。


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キーワード: 社会人の一般常識