連絡ぐらいしてくれたっていいじゃない!

「また『サイレントお祈り』だったよぉ」「『サイレントお祈り』マジむかつくな!!」......。

就活関連・転職関連の記事や掲示板でよく見る「サイレントお祈り」という言葉。この言葉には、いったいどのような意味があるのでしょう。

また、「サイレントお祈り」はどのような理由で行われているのでしょうか?

合否を連絡してくれないのはなぜ...「サイレントお祈り」の意味とは?

「サイレントお祈り」の意味とは?

まずは「サイレントお祈り」という言葉の意味の確認から。

「サイレント」は英単語 silent に由来する言葉で、"音を出さないこと"や"無言であること"といった意味があります。例えばサイレント映画と言えば"無声映画"のことですね。

一方、「お祈り」は就活・転職用語で"採用選考での不合格(不採用)"という意味があります。採用選考の不合格(不採用)を伝える手紙やメールで「貴殿のご活躍を『お祈り』申し上げます」と表記されることが多いことから、「お祈り」="採用選考での不合格"という意味で使われるようになりました。

というわけで、これらの二つの言葉を合わせた「サイレントお祈り」は、"企業が手紙やメールで応募者に連絡をしないが、採用選考での不合格(不採用)を察してもらいたいこと"を意味するのです。

「サイレントお祈り」の意味
  • "企業が手紙やメールで応募者に連絡をしないが、採用選考での不合格(不採用)を察してもらいたいこと"



不合格(不採用)の結果を明確に伝えない企業は少なくない

就職活動・転職活動問わず、企業側から採用選考の不合格(不採用)の結果が一切通知されないケースはネット上でも数多く報告されています。

応募者にとっては心理的負担も大きいことから、せめて合否の連絡ぐらいはしてほしい、「サイレントお祈り」はしないでほしいという声がネット上では挙がっています。

しかし、なぜ企業側は「サイレントお祈り」をするのでしょうか?

企業が「サイレントお祈り」をする理由

企業が応募者に対し「サイレントお祈り」をする理由はいくつかあるようです。

一番多いとされているのは補欠者として応募者をキープしておきたいという理由。企業側が内定辞退を見越して予備の人員を確保しておきたいという意図を持って、合否のボーダーライン上にいる応募者に対し不合格(不採用)の結果を連絡しないというものです。

他にも事務作業上の問題や、慣例的に不合格(不採用)の結果を出さないといった理由もあるようです。いずれにせよ企業側の都合と言えるでしょう。

見落としがちな「連絡がない場合はご縁がなかったということでご了解ください」

ちなみに就職活動・転職活動用の案内文で、あらかじめ「連絡がない場合はご縁がなかったということでご了解ください」と表記している企業も少なくありません。

このような文言を一切記述していない企業も存在することを考えると、まだ良心的な企業であるとも言えます。

案内文で「連絡がない場合はご縁がなかったということでご了解ください」と表記している企業を受験し、ある程度待っても企業側から合否の連絡が来ない場合には、潔くあきらめたほうがよいかもしれません。

この一文は案外見落としがちでもあるので、事前に確認しておきたいところです。

不安に感じたら担当者に連絡を取るのもひとつの手

もし「連絡がない場合はご縁がなかったということでご了解ください」という一文が案内文などに記述されておらず、合否の連絡がもなく不安に感じる場合には、企業の担当者に連絡を取るのもひとつの手です。

おそらく、合否もしくは選考中であるといった回答を明示してくれるでしょう。

「サイレントお祈り」の同義語・類義語

「サイレントお祈り」の同義語・類義語には「サイレント」「サイレント落ち」「黙祷」「察しろ不合格」といった言葉があります。


応募者にとって心理的負担も大きい「サイレントお祈り」。企業側には改善してもらいたいものですね。


以上、「サイレントお祈り」の意味についての説明でした。参考になれば幸いです。

「サイレントお祈り」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年5月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。


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