「俺、もっと意識高くなりたい!」「私、もっと意識高くなりたい!」と密かに野望を抱く大学生のために、使いこなせば今日から『意識高い系』になれる5つのカタカナ語を紹介するシリーズの第二弾。
スタバで Mac 片手に、これらのカタカナ語を会話の端々に入れて熱く語れば、IT系のビジネスパーソンからスカウトのお声がかかるかも......!?
① 「カルチャー」
まずは「カルチャー」。英単語 culture に由来するカタカナ語。例えば「A社のカルチャー」と言えば、A社の"企業文化"を指すことになるでしょう。
しかし『意識高い系』系界隈においては、どちらかというと仕事に取り組む姿勢である"企業文化"というよりも、職場の人間関係のあり方、労働環境である"企業風土"や"会社の雰囲気"を指していることが多いようにも感じます。
もしあなたが就活生なら、就職を考えている職場の人間関係のあり方や労働環境など「カルチャー」が自分に合わなければ、その職場を"全然イケてない"と一刀両断すればよいわけです。
- A社のカルチャーは僕は全然イケてないよなあって思う。
⇒(訳)A社の企業風土は僕には合わない。
⇒(さらに訳)A社は厳しいから無理。
② 「アクション」
お次は「アクション」。英単語 action に由来するカタカナ語で、"行動"という意味があります。
〈一に行動、二に行動、三四がなくて、五に行動〉をモットーとする『意識高い系』にとって「アクション」はまさしく必須ワード。
ちなみに『意識高い系』の方々は、Twitter や Facebook 上で定期的にひとりごとのように「アクションせねばアクションせねば......」と唱えています。
きっと自分自身を奮い立たせているのでしょうね。
- 今の僕に必要なのはアクション、アクション、アクション。
⇒(訳)今の僕に必要なのは行動することだ。
⇒(さらに訳)ダラダラしすぎた。
③ 「チャレンジング」
そして「チャレンジング」。「チャレンジ」ではなく「チャレンジング」。
”挑戦的な”という意味の英単語 challenging に由来するカタカナ語で、『意識高い系』界隈で好んで使われています。
意味は本来の意味そのままに”挑戦的な”と考えればよいでしょう。
ちなみに「チャレンジング」は〈 The Challenging Spirit of Honda 〉のように、古くから革新的企業のキャッチフレーズに用いられてきた言葉でもあります。
- チャレンジングでワクワクするような会社に入りたいです。
⇒(訳)挑戦的で胸躍る会社に入りたいです。
⇒(さらに訳)楽しい会社に入りたい。
④ 「ブラッシュアップ」
そして「ブラッシュアップ」。英単語 brushup に由来するカタカナ語で、本来は"磨きをかけること"という意味です。
「ブラッシュアップ」は"一段とすぐれたものにする"という意味でビジネスシーンでもよく使われています。すでに市民権を得ている言葉ですが、『意識高い系』としては積極的に会話の端々に挟んでいきたいところ。
- そのアイデアをもっとブラッシュアップしないとね。
⇒(訳)その着想をもっと磨いて一段とすぐれたものにしていかないとね。
⇒(さらに訳)もっと捻り出そうよ。
⑤ 「ダイブ」
最後は「ダイブ」。英単語 dive に由来するカタカナ語で、本来は"水中にもぐること"や"頭から飛び込むこと"という意味を持ちます。
最近では、この「ダイブ」を"集中すること"という意味で用いている『意識高い系』が増えているようです。
『意識高い系』のライバルに差をつけたいなら、この「ダイブ」を使用することをおすすめします。
- いや~今日も深いダイブをしたよ。
⇒(訳)いや~今日も集中したよ。
⇒(さらに訳)頭を使い過ぎた。
最後にまとめます。
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① 「カルチャー」
② 「アクション」
③ 「チャレンジング」
④ 「ブラッシュアップ」
⑤ 「ダイブ」
「俺、もっと意識高くなりたい!」「私、もっと意識高くなりたい!」と密かに野望を抱く大学生の皆さん、これらの言葉をぜひ会話の端々に入れてくださいね。
もちろん、素敵なドヤ顔も忘れずに!
※本記事は2016年5月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。
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