伝える側にとっても伝えられる側にとっても、悲しいお知らせである「訃報」。

ここではビジネスシーンにおける「訃報」のお知らせ文例をまとめます。

【テンプレート】ビジネスシーンにおける「訃報」のお知らせ文例

① 企業が社長の「訃報」のお知らせを伝える文例

会社がプレスリリースなどで社長をはじめとする経営陣の「訃報」を伝える場合、多くのケースでは社外の関係者に人事の異動を同時に伝える必要があります。

以下の文例は、人事面を考慮した「訃報」のお知らせとなります。

平成○○年○月○日
各位
株式会社○○
代表取締役専務取締役
山田次郎

代表取締役社長の逝去および異動に関するお知らせ(訃報)


当社 代表取締役社長 山田太郎が、平成○○年○月×日、肝臓がんのため逝去いたしました。 ここに生前のご厚誼に感謝し、謹んでお知らせ申しあげます。

1. 氏名   : 山田太郎

2. 生年月日 : 昭和××年×月×日生

3. 略歴   : 平成○○年×月 当社取締役就任
       平成○×年×月 取締役社長就任
              代表取締役就任

4. その他  : これにより、代表取締役は以下の2名となります。

       山田次郎(代表取締役 専務取締役)
       山田三郎(代表取締役 専務取締役)

5. 問合せ先 : 株式会社○○ 総務グループ
        電話 00-0000-0000

以上

まずタイトルは「代表取締役社長の逝去および異動に関するお知らせ」といったものになります。文例には「(訃報)」と書いてありますが、入れても入れなくても問題ありません。異動に関する連絡がなければ、「代表取締役社長の逝去に関するお知らせ」のような表記になります。

本文はシンプルにまとめます。死因については書いても書かなくても、どちらでも構いません。「当社代表取締役社長 山田太郎が、本年○月×日に逝去し、同日をもって取締役を退任いたしました。ここに生前のご厚誼に感謝し、謹んでお知らせ申しあげます。」といった表記もあります。

「記」以下には、名前・生年月日・入社後の略歴・人事の異動・問合せ先などを必要に応じて書きましょう。名前が読みにくい場合にはふりがなをふったり、生年月日に享年を併記する、また生年月日の代わりに逝去日(退任日)を記すケースなどもあります。

亡くなったのが取締役で人事の異動が行われない場合には、その他の項目に「同取締役の逝去、退任に伴い、当社取締役は1名減員となります。」のような表記を行います。

すでに近親者により葬儀を済ませている場合には、「故人およびご遺族のご意向により、通夜・告別式につきましては、近親者のみにて執り行われました。」といった一文を最後に加えてもよいでしょう。



② 会社の関係者やゆかりのある人物の「訃報」のお知らせを伝える文例

会社の関係者やゆかりのある人物の「訃報」のお知らせを伝える文例についても見てみましょう。

ホームページ上に掲載することを想定したシンプルな文例を紹介します。

まずは会社の関係者の「訃報」のお知らせを伝える文例から。

【訃報】
弊社所属 山田太郎 儀
かねてより病気療養中のところ、平成○○年○月○日 ○○歳で永眠いたしました。
ここに生前中のご厚誼を深謝し、謹んでご報告申し上げます。
【訃報】
弊社所属アーティスト 山田太郎 儀 平成○○年○月○日 ○○歳にて永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでご通知申し上げます

名前の後ろについている「儀」とは、"~こと""~に関しては"の意味があり、手紙文や通知文などで用いられます。

また厚誼(こうぎ)とは、"深い親しみの気持ち"や"情があつい交際"といった意味があり、「訃報」のお知らせでよく用いられる言葉です。

続いては、会社にゆかりのある人物の「訃報」のお知らせを伝える文例。

【訃報】
○月○日、作家・山田太郎先生(○○)がご病気のため急逝されました。山田先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
○○○○編集部
【訃報】
「週刊○○○○」で『山田太郎のクール解説』を連載中の山田太郎さんが、ご病気のため○月○日にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

スペースが許すのであるならば、間にエピソードなどを挟んでもよいでしょう。


以上、ビジネスシーンにおける「訃報」のお知らせ文例でした。

※本記事は2016年5月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。


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