「煽る」「煽り」「煽り耐性」......。

話し言葉でよく使われ、ネット上でもよく見かける「煽る」という言葉。この「煽る」という言葉には、いったいどのような意味があるのでしょう?

ちなみに社会人には「煽り耐性」が求められているようです。

圧迫面接は煽り耐性をチェックしている!?「煽る」の意味とは?

「煽る」の読み方と意味とは?

まずは「煽る」という言葉の読み方と意味の確認から。

「煽る」の読み方は"あお(る)"。"風が物を動かす(風に吹かれて物が動く)"や"他人を刺激して、ある行動に駆り立てたりする"といった意味があります。

煽る(読み方:あお(る))の意味
  • "風が物を動かす(風に吹かれて物が動く)"
  • "他人を刺激して、ある行動に駆り立てたりする"
  • (引用:三省堂『大辞林』)



「煽る」="(相手を)挑発する"

「煽る」「煽り」「煽り耐性」と、ネット上でよく用いられている「煽る」という言葉は、ほとんどが"他人を刺激して、ある行動に駆り立てたりする"の意味で使われています。

簡単に言うと"(相手を)挑発する"ということですね。

ネットの掲示板などで、相手を挑発し怒りの感情を湧きあがらせることは典型的な「煽り」ですし、車の運転でノロノロ運転している前の車を後方からせかすことも「煽る」と言います。

この意味においては、やや若者言葉・ネットスラング的な印象があります。そのためビジネスシーンでの使用に適した言葉であるとは言えないでしょう。

社会人には「煽り耐性」が求められている?

一方、社会人には「煽り耐性」が求められているという内容の記事もよく見かけます。

「耐性」とは"耐えうる性質"という意味で、簡単に言うと"我慢する能力"のことです。すなわち「煽り耐性」とは、"相手の挑発を我慢する能力"を意味します。

煽り耐性(読み方:あお(り)たいせい)の意味
  • "相手の挑発を我慢する能力"

不機嫌な上司・意地悪な取引先・不満を持った顧客......。社会人は、なにかと他者から「煽り」を受けやすいもの。

そんな魑魅魍魎が跋扈するビジネスシーンにおいて、「煽り耐性」は社会人の必須スキルであるとも言えるでしょう。

『圧迫面接』は志願者の「煽り耐性」をチェックしている!?

企業側も「煽り耐性」を持った人物を求めています。

例えば就職活動や転職活動で行われる『圧迫面接』。

『圧迫面接』とは、面接の試験官がわざと意地悪な質問を投げかけることで、志願者の反応を見る面接技術の一手法です。

この『圧迫面接』は、企業が志願者の「煽り耐性」をチェックするための手段でもあるわけです。

就活生や社会人は「スルー力」を鍛えよう

就活生や社会人の中にはメンタルが強くなく、「煽り耐性」のない人がいます。

性格的に仕方のない部分もありますが、他者から「煽り」を受けて苦しいと感じる人は、ぜひ「スルー力」を鍛えてください。

「スルー力」とは、"物事を受け流す能力"のこと。(もちろん仕事はきちんとしなくてはなりませんが、)他者からの「煽り」を適度に受け流す力を鍛えることで、「煽り耐性」が強化されるはずです。

いずれにせよ、相手から「煽られる」ことはあっても、こちらから「煽る」ことはしないようにしたいですね。


以上、「煽る」の意味についての説明でした。参考になれば幸いです。

「煽る」について深く知る参考リンク

※本記事は2016年4月時点の情報を元に執筆されたものです。あらかじめご了承ください。


関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
タグ: 就職活動